ヨーロッパの修道会、イエズス会設立からフランシスコ・ザビエルが来日するまでの経緯。その後フランシスコ会やドミニコ会、アウグスチノ会なども日本で宣教活動に入っていった。また現在でもイエズス会の修道士が長崎を聖地と考え、活動しておられることについて話を伺う。 また有馬晴信がその家族および家臣すべてをキリスト教徒として改宗させるに至った時代背景について。セミナリオやコレジョを中心としたその教育システム、および当時のキリシタン大名、大友宗麟(義鎮)、大村純忠や有馬鎮貴を動かし、優秀な子弟を使節(天正遣欧少年使節団)としてヨーロッパに向かわせることを思い立ったヴァリニャーノ神父の発案の真意とは...イエズス会修道士として現在長崎で二十六聖人記念館館長を勤めておられるデ・ルカ・レンゾ神父様に語っていただく。
〈デ・ルカ・レンゾ 日本二十六聖人記念館館長〉
1963年アルゼンチン国生まれ。1981年イエズス会入会。1985年来日、上智大学で日本語学校。司牧体験8ヶ月を経て、上智大学哲学科卒業、同大学院神学科修了。1996年司祭叙階し、長崎に派遣され、1997年より日本二十六聖人記念館に務める。2002年に「大内義隆の宗教改革とキリスト教」の修士論文を出し、九州大学大学国史学科研究科修了。2004年より日本二十六聖人記念館館長。
●ミニさるく
15:00 西坂公園集合
聖フィリッポ教会〜二十六聖人記念館
17:00 一旦解散〜自由行動(大浦天主堂、夕食案内)
18:45 大浦天主堂集合
●講話
19:00 講話「キリシタン世紀のキリスト教発展」(デルカ・レンゾ神父様)
20:05 休憩